「家を賃貸で借りるためには、何をするべきか!?⑤予算を決める」
「家を賃貸で借りるためには、何をするべきか!?⑤予算を決める」
前号からの続きです。。。
◎家を賃貸で借りるためには、何が必要で何をするべきか?
リースバックでそのまま住み続ける事と比較してみると、
場所を変えて、新たな家を借りるためにするべきことや
準備しておくことというのは、意外とあるものです。
最低限の必要事項をまとめましたので
是非、参考にされて下さい。
5.予算を決める
賃料は毎月継続的に払っていくものですから、無理なく払い続けられる金額で計画することが大切です。
また、賃料以外にも必要となる費用がありますから、考慮に入れておきましょう。
POINT 1:確実な収入をベースに考える
予算を考える際、大事なことは確実な収入をベースに設定するということです。
会社員の場合、残業代や賞与などの収入もあるでしょう。しかし、それらの臨時的な収入は変動する可能性が
ありますので、確実な収入をベースに希望の賃料を検討しましょう。
POINT 2:賃料の目安は手取り月収の3分の1以下
毎月無理なく支払える賃料の目安は、民間の賃貸住宅を借りる場合には手取り月収の3分の1以下といわれています。
例えば手取り月収が18万円の人であれば、その3分の1である6万円が目安というわけです。
ただし、月収の額によって、3分の1の重みが違うため、あくまで目安として考えましょう。
POINT 3:賃料以外の支出を確認する
住まいを借りるための支出は賃料だけではありません。物件によっては管理費(共益費)、駐車場代などが
必要な場合もあります。予算を決める際には、これらも含めて考えるようにしましょう。
・管理費(共益費)
管理費(共益費)は、建物全体を維持管理するために入居者が負担する費用です。
名称は物件や地域などによって異なりますが、賃料以外に毎月支払う費用のなかでも代表的なものです。
管理費(共益費)は、建物の共用部分に当たる玄関や共用廊下の光熱費や清掃費用、エレベーター等各種設備の
維持・点検費などに充てられます。一般的に設備が充実している物件ほど、管理費(共益費)も高く設定されていることが
多くなっています。ただし、管理費(共益費)が、あらかじめ賃料に含まれている物件もあります。
・駐車場代・駐輪場代
駐車場や駐輪場の利用料の有無は物件によって異なります。(無料で利用できる物件もあります。)
また、物件に駐車場や駐輪場がない場合には、近隣で別途借りる必要がありますので、
これらの費用についても事前に確認しておきましょう。
なお、駐車場の契約時には、初期費用として敷金などが必要になることもありますので、あわせて確認しましょう。
・その他
上記以外にも、物件によっては自治会費の支払いを求められるなど、個別に費用が必要になることがありますので、
事前の確認が必要です。
住まいを借りる契約をする際には、賃料の数ヶ月分というまとまった初期費用が必要になりますので、
事前に確認しておきましょう。
次号に続きます。。。
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