家の権利証を失くした時の解決方法!!解説します。
家の権利証はなくさないで下さい!なくすとお金が掛ります。
※権利証の再発行はできません。
権利証のことと、なくした時の対処法のお話をします。
<権利証とは>
・権利証は正式名称ではありません
登記済権利証、登記識別情報と呼ばれます。
売却や抵当権の設定をする時に法務局に提出する書類です。
登記済権利証は、法務局の印鑑が押されている物で、和紙でできた書類です。
登記識別情報は、平成17年以降から普及がはじまり、オンラインの登記サービスもこの時期に開始しています。
シールが貼ってあり、12桁のパスワードが記載されています。1度はがすともう貼れませんので、ご注意ください。ここに記載のパスワードは、知る必要はありません。
上記書類とも、所有権移転時に、印鑑証明や実印と合わせて使用するものですので、なくしても権利を失うわけではありません。
<なくしたときは>
売却時、所有権移転時に手続きが必要になります。
1つ目は、司法書士に依頼して、本人確認情報を作成します(数万円~10万円)。司法書士によって値段が違いますので、よく調べた上、依頼されることをお勧めします。
もう一つ、もっと安い方法があります。公証役場に自ら行き、公証人に本人確認をしてもらう。一筆約3,500円くらいです。(土地一筆、建物一筆の場合、7,000円前後で手続きができます)
⇒当日必要なものなど、仲介に入る不動産業者が段取りをしてくれますので、ご安心ください。公証役場での手続きは、所有権移転当日しかできませんので、ご注意ください。